最近、ビットコインの価格の高騰が激しいです。
少々暴落もしましたが・・・
値上がりの最大の理由は、
「皆が買って儲かっているから買う」です。
また、良い点ばかりがクローズアップされています。
今は皆が買っているから、どの仮想通貨も値上がりしているのです。
本当に今後も値上がりは続くのでしょうか？
現状は問題が多いです。
ただ、これらの問題が解決した時、便利になり利用されることは確かでしょう。
現状はまだまだギャンブルです。
逆に言うとこれらの問題点が解決すればもっと上がる可能性を秘めています。
悪いところも知って投資することは重要です。
将来、本当に使われるのかまだわかりません。
今後、これらの問題が解決されると本当に利用されるコインが定まってくるでしょう。
また、今だと５年以内には８割のコインは無くなるでしょう。
今後の世の中の動きをキャッチアプしてどのコインに投資するのか。
また、全て手放すのかを日々考えることが重要です。
では問題点を解説します。
現在の仮想コインの問題点
これから解説する問題が徐々に解決してきた時、仮想通貨はメジャーな通貨となるでしょう。
逆に解決せず悪い方向へと動いた場合は、消滅することもあるでしょう。
ただし、新しい仮想通貨が無くなったとしても仮想通貨の技術が無くなることはないでしょう。
銀行等のシステムで利用され便利な世の中のになることは間違いありません。
つまり、現在は通貨決済の実験場になっているのです。
新しい技術や世の中の変化に興味のある人が応援の意味を込めて投資をすることは今後の発展に貢献になります。
取引所、購入所によって価格が違う
取引所によって価格が異なります。
株式は１つの取引所で取引されているため、何処の証券会社で購入しても価格は変わりません。
外貨FXも昔は取引所の裏では相対取引であったため、価格が異なることもありました。
現在はくりっく３６６等の取引所が誕生し、ほぼ価格は統一されています。
仮想通貨も取引所の活性度によって価格が異なります。
価格がことなるとユーザーは安心して購入できません。
ただし、市場は需要と供給により、ほぼ統一された価格へと動きます。
しかし、まだまだタイムラグは大きので取引した場所によって損することも得することもあるでしょう。
また、販売所では業者が持っている通貨を売っていますので相場より高い値段が付いています。
投機が先行
今買っている人は、未来への投資ではなく、ギャンブル的に売買をしている人が大勢います。
友人から儲かった話を聞くと人は理由を考えずに買ってしまうのです。
つまり価値を考慮せず買っているのです。
ある時「本当にそこまで価値があるのか？無いのでは？」と皆が思った時にバブルが暴落します。
ただし、本当に価値があり、需要が増えた場合は崩壊することは無いでしょう。
本当の通貨として利用するには安定は有用です。
ギャンブルではなく本当に使うと便利、安心、安全になった時、ものすごい勢いで世の中に浸透するでしょう。
価格の変動が激しい
ビットコインですと１日で数十万円も上下することは珍しくありません。
変動が大きいと店舗等はリスクが高いため利用したくありません。
３０万円の家電をビットコインで決済し１時間後にそのビットコインの価格が１０万円になってしまったら大損してしまい死活問題にもなります。
価格が安定していることは利用者にとっては重要です。
１人が多くの通貨を持っている
ビットコインの９７%は４%の人が所持しています。
つまり、４％の人が売りに出したら価格は暴落します。
つまり、４％の人は価格を操作することができるのです。
４％の人がルールメーカーになり支配することもできるのです。
通貨を特定の人がコントロールできてしまうことは問題です。
この問題は通貨を利用する人が増え、１人の所持量が減らないと解決しません。
取引所のセキュリティが不安
取引所の多くは設立年数の若い会社が運営しています。
銀行や証券会社が運営しているならセキュリティも安心ですが、若い会社が運営しているとなると不安です。
過去に不正流出事件が何件の発生しています。
怖くて資産を預けることができません。
資産が安全に保管できることは重要です。
１日にして資産が消滅することにビクビクしながら毎日を過ごせません。
他に、取引所にてシステムの不具合が発生し一般の取引者が被害を受けた例もあります。
次々に新しいコインが発行される
すべてのコインが生き残ることはありません。
必ず数年後には２割り程度、数十年後には数種類となるでしょう。
今は値が上がっていても、来年は暴落する可能性もあります。
新しいコインはギャンブルです。
ただし、本当に良いコインだった場合、高騰する可能性もあります。
問題は多すぎて本当に利用価値があるものを選別するのが難しいことです。
（投機なら別ですが・・・）
本当に価値のある通貨として流通するためには価値が保証されていることは重要です。
本当に利用価値があるコインが定まらないと不安で購入することができません。
選択しが多いと人は選択できないのです。
技術の進歩、フォークが多い
最近は通貨発行時に想定していた以上に利用されています。
特にビットコインは始めて世の中で稼働した仮想通貨なので想定外の事が多く起こっています。
特に取引時に発生する処理が追いつかず、アルゴリズムを変更し改善させる必要が何度も発生しています。
アルゴリズムを変更する時は、不利益を被る人が発生します。
不利益を被る人は、もちろん変更に反対します。
しかし、変更しないと処理が追いつかず使い物にならなくなってしまうのです。
そんな事情により旧方式と新方式でコインが分裂を起こすのです。
分裂が起こると旧コイン、新コインと２種類のコインへと分裂します。
分裂時、ユーザーは２種類のコインを所持することになります。
もちろん分裂すると別通貨になりますが、供給量は２倍になります。
これは、今は良いことなのか？悪いことなのか？現状では答えは出ていませんが、更に複雑になることは間違いありません。
実際に前後で混乱が発生しています。
今後はアルゴリズムがアップデートされても分裂したり混乱しない仕組みが必要です。
実績がない
始まったばかりのサービスなので実績が無く将来はわかりません。
場合によっては数年で無くなってしまうコインもあるでしょう。
人は新しいものを受けれない
実績が無い物を人はなかなか受け入れません。
また、古いものに慣れている人は、新しい物をなかなか受け入れることができません。
ただし、本当に便利で必要に差し迫った時、爆発的に広がることが考えられます。
最初は、インターネットもスマフォも発表された時は否定的でした。
利用できる場所が少ない
利用できる店舗が少なく実用的ではありません。
利用できるシーンが増え利便性が高くないとコインを買ってまで利用したいとは思わないでしょう。
ただし、海外への送金では手数料が格段に安いので利用されています。
※ コインの種類によって送金手数料が高いものあります。ビットコインは送金に３０００円とか掛かります。送金したい場合は送金手数料の安いコインを選びましょう。
※ コインによっては最近は混雑のため１０時間程かかる場合もあります。待てない場合は時間の掛からないコインを選択することも考慮にいれましょう。
店舗での利用時の手数料がとても高い
店舗で利用した時の手数料がとても高いです。
相場は１０００円〜１５００円程 、取られるます。
クレジットカード等は利用者は手数料を取られませんのでとても高いです。
また、ちょっとした購入ごとにこの値段が掛かると利用したいと思う人はいないでしょう。
国家が認めてない
国によっては取引を法律で禁止している国もあります。
今は取引可能でも世界的に禁止になった場合、衰退することもあるでしょう。
仮想通貨が中心になると、国家は通貨をコントロールすることができなくなるのです。
通貨をコントロールできなくなると景気をコントロールすることができなくなるのです。
恐らく国は税金の納入を円以外では絶対に認めないでしょう。
認めた時、円等の国の通貨は無くなるでしょう。
銀行が静観している
仮想通貨が世の中に広まると銀行の経営に影響が発生します。
決済、保管のサービスを他のサービスに奪われる可能性があるためです。
銀行は自分の利益を守り上手く仮想通貨を取り込む方法を模索しています。
ただし、ブロックチェーンの技術に関しては積極的に取り入れる研究をしています。
※ 三菱東京UFJ銀行はリップルの技術を採用し決済の技術へ適用すると発表しています。
保管が大変
銀行のように安全に資産を守ってくれるサービスがまだありません。
ウェブ上にウォレットを提供するサービスはあります。
しかしまだまだ銀行のように安全とは言えないでしょう。
銀行が仮想通貨を預かるサービスを始めた時購入者は増えるのではないでしょうか？
利便性が低い
まだまだ発展途上なので「購入」「送金」「保管」の方法にある程度知識が必要です。
つまりとても難しいのです。
難しいと人はなかなか受け入れません。
現在は難しいため取引所に置いています。
取引所に問題が発生した時に資産に影響が発生してしまうのです。
今後小学生でもで安全で簡単にできるようにならないと普及は難しいのではないでしょうか？。
最後に
今は儲かっている人が多くいることで購入者が増えています。
儲かるなら不便でリスクが高く難しくても買う人が多くいます。
今後値が安定し売買での利益が低くなった時、購入する人は減るのではないでしょうか？
つまりそれまでに便利で安全で簡単な仮想通貨の仕組みができあがる必要があるのではないでしょうか？
将来これを満たした時、仮想通貨は生活で必須のツールとなるでしょう。
